血圧が急変した時にどう対処したらいいか悩みますよね。
ご家族で高齢の父母などがいられる方など一緒に暮らされてる方に役立てればと思い、
急変した時の対応や普段の食事、入浴法で気をつけたいことをまとめました。
血圧が高い時
高血圧
普段から気をつけること
・食事法
良い…野菜、海藻、果物、、豆、魚…
悪い…揚げ物、お菓子、アルコ―ル等…
・入浴法
半身浴がベスト
身体に負担がかからない
首までつかると心臓に負担がかかるため血圧が上がります。
長湯は危険と昔から言われています。
・高血圧の人の薬💊
高血圧の人は心疾患のある方がいます。心疾患の薬で
ワーファリンを服用されている方は納豆を食べないことです納豆を食べることによって
ワーファリン効果が弱まるのです。有名なお話です。医療系の人にも聞きました。
もうひとつ高血圧の方で心疾患のある方に気を付けていただきたいのはグレープフルーツジュースを飲まないことです。グレープフルーツジュースは薬の作用を強める働きがあるので血圧が下がりすぎてしまいます。こちらも有名なお話ですね。
☆運動はよい
高血圧の人は運動することによってインスリンが効きやすい体になります。
応急処置
肝心の急変時には…
血圧が高い場合は
監修引用「介護で役立つ早引き急変対応マニュアル」編著者大瀧厚子
発行所エクスナレッジより
上半身を高めて横にします。
収縮期180mmhg~拡張期120mmhg
×やってはいけないこと
興奮させるなど。
排便させない(腹圧がかかるため血圧が上昇します。)
血圧が低い時
低血圧
普段から気をつけたいこと
食事
たんぱく質や乳製品など栄養をしっかりととる。水分や適度な塩分を摂取する。
入浴法
長時間の入浴を避ける。(血管が拡張するため)
起立性低血圧
立った時にふらついたりします。血液が下半身にいって上半身に
血液がうまくいかない状態になることによって起こります。転倒の危険性あり。
応急処置
血圧が低い場合は…
上半身を高めて横にします。
監修引用「介護で役立つ早引き急変対応マニュアル」編著者大瀧厚子
発行所エクスナレッジより
頭を低くして楽な姿勢をとらせます。
収縮期100mmhg~拡張期90mmhg
×やってはいけないこと
椅子に座らせるなど。
脳貧血を起こすことがあるので寝かせて休ませる。
まとめ
ちょっと様子がおかしいと思いましたら、
・けいれんはないか
・顔色はどうか
・ショック症状はあるか。
・どのような状態で起きたか。
・意識はあるか
・頭痛などないか症状を聞く
などを医療機関に報告することが大事です。
顔色が悪かったり意識がなかったりとか特別な状態の時に119番します。
食事後や排便時、温度差などで血圧に変動は常にあります。
監修引用「介護で役立つ早引き急変対応マニュアル」編著者大瀧厚子
発行所エクスナレッジより