精神障害における治療
・精神医学・・・精神障害の症状をあきらかにし、主に薬物療法などによる治療を
行います。
・臨床心理学・・・精神障害者へのサポートを行います。認知行動療法や精神分析
などの心理療法を行います。
精神医学と臨床心理学の両方で患者さんのケアをします。両方は専門家として協力しああっています。
アセスメントで考える正常と異常の基準
★適応基準
社会に適応している→正常
社会生活が円滑にできない→異常
★価値的基準
道徳観や常識の範囲内で行動している→正常
上記からはみ出している→異常
★統計的基準
集団の中で平均に近い、標準的な状態→正常
平均から外れる→異常
向精神薬
精神治療薬・・人間の精神活動を司る脳の中枢神経に働きかけます。向精神薬は
副作用があります。向精神薬は健常者からすると体に悪いイメージがありますが長期間服用しても問題ありません。
向精神薬
・抗うつ薬
抑うつ気分、不安などの症状の緩和。不安障害、摂食障害にも使用。
・抗不安薬
不安緊張の緩和、鎮痛、催眠作用、抗けいれん作用、自立神経調整作用など。
・睡眠薬
精神障害の方の大部分の方が服用されています。眠気を促す作用があり睡眠
を持続させます。効果は強力です。
・抗精神病薬
幻覚妄想といった体験を改善させます。統合失調症の患者に使用されています。
統合失調症‥(かつては精神分裂病と呼ばれていました。)
・気分安定薬
抗躁効果、双極性障害状態の予防
脳内の神経伝達物質
向精神薬に使用されています。
■GAB…不安イライラストレスを取り除いてくれます。チョコレートも出ています。
■セロトニン…幸せな気分の神経伝達物質 うつ病の患者はセロトニンの量が少ないです。
■ノルアドレナリン…不安や意欲に関係します。
■ドーパミン…喜び快楽の神経伝達物質 過剰になると神経を興奮させ、幻覚や妄想などをもたらします。
精神障害の分類
不安障害
↓
パニック障害
全般性不安障害
恐怖性不安障害
強迫性障害(OCD)
PSTSD(外傷後ストレス障害)
不安障害以外は
身体表現性障害 摂食障害 性障害(性同一性障害)
解離性障害 解離性障害 パーソナリティ障害(A、B、C)
などがあります。
まとめ
主に専門家の医療関係のお医者様は認知、心理療法と薬物療法でケアを行っていきます。食事でドーパミン、セロトニンをとることは気分を明るくしてくれますが、精神的な病気を持ってられる方にはそんなに効果はありません。
あと患者さんの周りの方たちは患者さんが病気であるということを認識して接することが大事です。
一冊あると心強いです。
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