環境について関心のある人なら環境ホルモンという言葉くらいは知っているはずです。
正式名称 外因性内分泌かく乱物資
体の中である物質のせいで内分泌がかく乱するという意味です。
環境ホルモンという言葉がテレビで放映されてから徐々に使われるようになりました。
さて、社会生活を送るとどうしても化学物質が出てしまいますよね。
▲環境ホルモンの種類
産業化学物質 合成洗剤 化学物質 ・ノニルフェノール
染料 ・オクチルフェノール
化粧品 ・ビスフェノールA
ダイオキシン ゴミ焼却 化学物質 ・ポリ塩化ジベンゾーバラ―ジ
紙漂白 オキシン
金属製錬 ・ポリ塩化ジベンゾフラン
・コブラナーPCB
農薬 除草剤 化学物質 ・ DDT
抗真菌剤 ・DDE ・DDD
殺虫剤 ・エンドスルファン
・へプタクロル
・メトキシクロル
・トキサフェン
・ディルドリン
・リンデン
天然物質 ニンジン ジャガイモ 化学物質 ・フォルモノネティン
大豆など ・クメストロール
医薬品 流産防止剤など 化学物質 ・DES ・エチニルエスト
フジオール(ピル)
◇性の決定に影響をもつホルモン
人間の男女の性は女性XX 男性XYだが性の完成にはこの染色体だけでなく最終的にはホルモンが完成している。脳の性は受精後 最低でも90日で決まる。
◇環境ホルモンが人体に影響
癌の発症率が倍増
工業用洗剤によってアメリカやイギリスなど諸外国で雄雌同体の魚が発生するなど環境ホルモンによる異常事態が発生しています。
業務用合成洗剤で○○製品を洗った。
○○工場 合成洗剤で○○製品
を洗う
○○製品
↓
排水
下水処理施設
↓ 放水
川 外因性内分泌かく乱物資が川に流れる
魚に影響が出る 雄雌同体の魚が発生🐡
川から海へ
そしてその魚を私たちが食べるとことを考えると…恐ろしや。。
雄雌同体でなくても大きい魚は小さい魚を食べるので外因性内分泌かく乱物資
が私たちの体の中に入り込んでいます。
こちらの記事はとても勉強になりました。良い記事です。
https://www.health.ne.jp/library/detail?slug=hcl_3000_w3000217&doorSlug=dioxin
体内のダイオキシンの95%以上は食物を通して体内に入ってきます。60%は魚介類からです。
排煙 排水
↓
雨に流されて川→海
ダイオキシンは水に溶けない
ダイオキシンは水中を漂う
↓
水中生物が食べる
プランクトン→魚
連鎖していますね
ダイオキシンは緑黄色野菜を食べることによって排出できる
緑黄色野菜の食物繊維が体内のダイオキシンの排出に役立つと期待が集まっています。
ただ土壌にもダイオキシンはいるので野菜の土をよく洗うなどして野菜を食べましょう。
緑黄色野菜 きのこ 穀類 豆 …などは糞としてダイオキシンを出す役割をしてくれます。
ダイオキシンは肝臓で代謝→腸→小腸で吸収されます。小腸でダイオキシンを吸着してくれるのが繊維です。
ダイオキシンを体外から出してくれる食物繊維
1米ぬか 86% (吸着率) その他 白菜 大豆 大麦 豆
2そば 71% ニンジンなど
3ホウレン草 71%
4あわ 67%
5きび 64%
6ひえ 55%
7ごぼう 53%
8キャベツ 52%
私はなるべく合成洗剤を使わないようにしています。
でもまったく使わないわけにもいきません。石鹸洗剤や石鹸シャンプーなどは
値がはりますが環境には良いです。無添加シャンプーは界面活性剤が入っていないので
環境にはよいはずです。無添加シャンプーは抜け毛も減らしてくれます。環境のために
台所洗剤を重曹や酢にしたりでもよいのです。
洋服や電化製品のリサイクルなど循環型社会にしていくことによって環境ホルモンを減らすようにするなど私たち1人1人の努力が大事だと思います。