介護職員初任者研修とはどんなお仕事か
(旧ホームヘルパー)のお仕事は高齢者や障害者の自立を助けるため身の回りの世話を
することです。
今は呼び方が変わり介護職員初任者研修となりました。※ホームヘルパーという呼び名は2013年3月で廃止になりました。
すべて介護福祉士になるための資格です。
生活を支える支援
家事援助と身体介護に分かれる
家事援助
日常生活はできるが手助けが必要となった場合炊事洗濯買い物と行った家事の援助をします。
身体介護
片麻痺寝たきり痴呆重度障害といった人の場合身体介護が必要となります。
着替えオムツ交換トイレ誘導清拭 など身体にふれるふれる支援のことをいいます。
ホームヘルパーというようになったのは、、
1981年のゴールドプラン(高齢者保健福祉10か年計画)10か年計画の設定からです。
1962年には家庭奉仕員と呼ばれてました。
そのあと1級2級3級と分けられるようになりました。
そのあと介護職員初任者研修と変更になりました。
介護職員初任者研修に求められるもの
秘密厳守
報告と記録を忘れないこと
利用者さんとは親しみをもって接する
けれど一定の距離を保つ 馴れ馴れしくしない
介護職員初任者研修の働き方
働き方は様々あります。
・ 行政機関の職員や民間企業の職員の正職員になる
・嘱託職員や計約社員 非常勤職員として
・仕事の依頼があった時に働けるようにスタッフとして登録(ニチイなどに)
報酬
仕事として
ボランティアとして ・無償・有償があります。
介護職員初任者研修の職場
介護職員初任者研修は何らかの団体に所属あるいは登録してそこから派遣されます。
①市町村や区などの公的機関公務員またはそれに準ずる立場
②福士協議会や福祉公社
③福士応身や医療法人特別養護老人ホーム 介護療養型医療施設など
④サービスを提供する民間企業や家政婦紹介所など
⑤会員制の互助組織
福祉の基本
1ノーマライゼーション 街そのものを住みやすくしてすべての人が普通に暮らせる社会にしていこうという考え方
2QOR=クオリティ・オブ・ライフ
「生活(人生)の質」と訳されます。
現在の福祉の基本理念
自立支援…他人の手をまったく借りずに生活ということであはりません。あてがわれるサービスではなく求めた時に必要な支援が支援十分に得られる社会にするということが求められます。
チームによる家事援助などケアが大切
医療福祉家事援助など支援は様々あります。チームとして連絡を取り合いながら関わっていくことで行き届いたサービス提供が可能となります。
介護職員初任者研修の資格をとるには
・公的機関で受講する
・テキスト代は自己負担であとは無料
・市区町村や社会福祉協議会福祉公社などが主催する養成講座がある。
倍率は高いです。
・民間講習を受ける
費用は掛かりますが受講しやすいです。実技は小グループで行います。
自宅での学習を組み込んだカリキュラムになっています。
カルチャー感覚で受講される主婦の方多いです。
民間の介護職員初任者研修養成講座
・三幸学園
こちらの2校は全国区であります。
受講費用は7~8万程度です。
大体が自宅学習と実技 講習などを合わせて資格習得できるように
しています。
教育給付金制度
介護職員初任者研修の資格をとる場合本人が払った
受講費用の20%が公共職業安定所を
通じて返金される教育給付金制度があります。(上限10万円)
講座終了時に修了書などを公共職業安定所に提出します。
適用条件
・雇用保険の加入者被保険者期間が通算で5年以上の人
・通算で5年以上の雇用保険の被保険者だった人で同保険を解約後、1年以内に
受講を開始した人
講習
介護の基礎 を学びます。
受講資格 年齢学歴失格不問です。
実技講義のカリキュラムを
130時間を修了して試験に合格する必要があります。
コラム 実務者研修
旧ホームヘルパーの1級に該当します。
旧ホームヘルパーの1級を取得されてる方が実務者研修を取得するには足りない時間を受講する方式になります。
実務者研修には450時間必要です。ホームヘルパー1級とは違い受講からでも取得できます。※ホームヘルパー1級には実務経験1年必要
介護職員初任者研修養成を受講されてる方が実務者研修を取得する場合時間数が少なく済みます。130時間免除されます。
介護福祉士の受験資格 実務3年以上と実務研修資格
まとめ
仕事をする面で…私の教科書に書いてあったのですが。。(ホームヘルパー時代)ホームヘルパーは海外旅行をして視野を広げたり腰痛防止のために運動をする、生涯勉強と思う。。など書かれてました。注意点です。
ホームヘルパーのお仕事はやりがいのあるお仕事です。視野が広くなりいろいろな角度から物事を見ることができます。けど仕事内容はきついです。人が人を支えるわけですら強靭な精神力が求められます。今は男性でも受講される方います。将来に備えてとか。、。需要はかなりありますが事実日本では求職される方が少ないです。外国の方に頼っているのが現状です。だけど持っておいて損はない資格です
参考出典 「今スグ役立つ!よくわかる!ホームヘルパーハンドブック」
医学博士 高野喜久雄著 新生出版社より
記録は大事です。